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ミルドレッド「えっと……こ、こんばんは。『フォートリエ領の赤ずきん』ことミルドレッド=イヴ=フォートリエです」
クルト「『狼』ことクルト=リーシェです。よく考えたらここにくるの、そんなに久しぶりでもないんだな」 少年「そんなに丁寧に挨拶しなくても大丈夫だよ、ミルドレッドさんもクルトさんも。こんな座談会まで目を通すような読者は大体本編も読んでる」 アーベル「ふむ、そういう君は何者かね? 見たところ、名前が無いようだが」 少年「ああ、無いよ。……そうだな、さっきはああいったけど、挨拶はしておくか。吾輩は『おんのべ』の主人公である。名前はまだ無い(キリッ)」 ラルフ「ああ、作者の作品屈指のデッドエンドを迎える方ですね。知っていますよ」 ミルドレッド「そういう言い方は良くないわ、ラルフ。彼だって死にたくて死んだわけではないのでしょうから」 アーベル「その言い方もどうかと思うが……なるほど、それで君がここに来たわけだね。他の作品と違って、登場人物は君一人だけだから。人数の調整がしやすいというわけか」 少年「作者には『異世界人しかいない空間ってツッコミがいなくなるから! お願いだからツッコミに回って!』って懇願されましたね。死人にツッコミを求められても困るんですけど」 クルト「あー、ここで二人目の死人キャラか」 ミルドレッド「死人? えっと……アンデッドも何もいないわよ?」 アーベル「素敵なボケを有難うミルドレッド、クルトも初めて来たときに似たようなことをしていたよ」 ミルドレッド「そ、そうなのクルト?」 クルト「あー、したした。前回は何も説明されずに座談会に放り込まれたからなー、今はちょっとだけ知識ついてるけど」 ラルフ「今回『何も知らずに』放り込まれているのは姉上のようですね。……まったく」 少年「表情が怖いですラルフさん」 アーベル「ラルフは俗にいうシスコンというものだからね、仕方がないのだよ」 ラルフ「貴方に言われたくありませんねアーベル。『あの時』は柄にも無く取り乱していた貴方に、それをいう資格があるとでも?」 アーベル「おや、私がシスコンだとでも言うのかい? 実に良くないなラルフ、それでは私は君にティアナはやらないなどと言わなければならないだろう」 ラルフ「許可が貰えなければ攫うまでです。問題ありません」 クルト「……そういえば地味に過激なんだよな、こいつ」 ミルドレッド「あまり無茶はしちゃ駄目よ? ラルフ」 ラルフ「姉上の頼みなら」 少年「ああ、確かにこれはシスコンだ……で、俺たちも自己アピールしなきゃいけないわけなんだけどさ」 アーベル「ふむ。現時点で票を得ているのは……おや、ラルフ以外全員か」 ミルドレッド「……私もですか?」 アーベル「ああ。驚いたことに一番多いのは少年だ。ついでクルト君、ミルドレッド、私の順だね」 クルト「ラルフ様は……多分時期が悪いな。番外編はラルフ様が主役だろ? あれ公開してからだったら、多分アーベル様如き余裕で抜かすだろ」 少年「如きって……良いのか、その態度」 ミルドレッド「ごめんなさい、いつものことなの」 アーベル「少年がたくさん票をえているのも、やはり時期の影響だろうね。比較的最新の、それも短編だ。読者からすれば読みやすいし、記憶に残っているのだろう」 ラルフ「……で、結局どうするのです?」 クルト「その調子でよろしくーとかで良いんじゃないか? 正直俺はさっさと帰りたい。というかこれ以上アーベル様とミルドレッドを同じ場所にいさせたくない」 ミルドレッド「クルトったら……まだそんなことを言っているの?」 アーベル「ん? ああ、君の服を破り捨てた時のことか。あれは下心など無かったと説明しただろうに」 少年「そんなことしてたんですかあんた!?」 クルト「いや、純粋に貴族が嫌なだけですけど」 少年「こっちはこっちで歪みねええええええええ!」 ラルフ「まったく……すみません姉上、アーベルが迷惑をかけて」 ミルドレッド「いいえ、変わっていないようで安心したわ。……そう、こんな特殊な場所だから失念していたけれど、久しぶりの再会だものね。後でゆっくり話しましょうか」 ラルフ「はい。……そうですね、ならばさっさと終わらせましょうか」 ミルドレッド「ええ。現時点で私たちに投票してくださった皆さん、ありがとうございます。まだ投票してくれ、などとは言いませんけれど、私たちのことを覚えていてくだされば嬉しいです」 少年「投票集める目的はガン無視!? 異世界の住民怖ええええええええええええ!」 アーベル「死者である君が怖がることとも思えないが……まあいい。では、願わくばまた会おう」 クルト「その貴族的な胡散臭い笑顔が嫌なんですよ……っ」
by takara-akua
| 2011-08-07 01:23
| 座談会
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